メリル・ストリープの映画ランキング!アカデミー賞3受賞作から観る順番まで

メリル・ストリープの映画ランキング!アカデミー賞3受賞作から観る順番まで

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メリル・ストリープさんの出演作は、数が多すぎてどれから観ればいいのか迷いますよね。

順位を付けたランキングはいくつもありますが、人によって選ぶ作品はバラバラです。

そこでこの記事では、好みではなく受賞という客観的な記録を軸にして、代表作を整理していきます。

観る順番の目安も最後にまとめるので、入り口を探している方の参考になるはずです。

メリル・ストリープの映画ランキングは受賞歴で見ると分かりやすい

まずは、賞に評価された作品から押さえていきましょう。

  • アカデミー賞ノミネート21回の記録
  • 受賞作その1『クレイマー、クレイマー』
  • 受賞作その2『ソフィーの選択』
  • 受賞作その3『鉄の女の涙』
  • ゴールデングローブ賞8回の記録

アカデミー賞ノミネート21回の記録

メリル・ストリープさんを語るとき、外せない数字があります。

アカデミー賞のノミネート回数が21回で、俳優として史上最多という記録です。

先に、記録と受賞作を一覧にしておきます。

生まれ 1949年6月22日・アメリカ ニュージャージー州サミット
映画デビュー 1977年『ジュリア』
アカデミー賞ノミネート 21回(俳優として史上最多)
アカデミー賞受賞 3回
受賞作 1979年『クレイマー、クレイマー』助演女優賞
受賞作 1982年『ソフィーの選択』主演女優賞
受賞作 2011年『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』主演女優賞
ゴールデングローブ賞 8回受賞・34回ノミネート(男優女優を通じて史上最多)

ノミネート21回というのは、40年以上にわたって第一線で評価され続けたということです。一時期だけ当たった俳優ではありません。

しかも部門は主演と助演の両方にまたがっています。役の大小を問わず結果を出してきたことになりますね。

ランキングを作るとき、この受賞歴を軸にすれば少なくとも「評価が定まっている作品」は外しません。

受賞作その1『クレイマー、クレイマー』

最初のアカデミー賞は、1979年の『クレイマー、クレイマー』で受けた助演女優賞でした。

家庭を出ていく妻を演じた作品で、離婚と親権をめぐる物語です。

デビューが1977年ですから、映画に出始めてわずか2年での受賞ということになります。

その前年、1978年の『ディア・ハンター』でもすでにアカデミー助演女優賞にノミネートされていました。つまり最初期から評価されていた俳優です。

出演本数が少ない時期に賞を取ってしまったことが、その後の期待値を一気に押し上げました。

この作品は作品賞をはじめ主要部門を制した一本でもあります。話題作のなかで存在感を示したことが、評価をより確かなものにしました。

ランキングで「初期の代表作」として挙げられるのは、たいていこの一本です。

受賞作その2『ソフィーの選択』

2度目の受賞は、1982年『ソフィーの選択』の主演女優賞です。

助演から主演へと部門を変えての受賞で、これが評価を決定づけました。

この作品でメリル・ストリープさんが見せたのは、役に合わせて言葉そのものを変えてしまう技術でした。彼女の演技を語るとき必ず出てくる「アクセントの使い分け」が、広く知られるきっかけになった一本です。

内容は重く、気軽に観られる作品ではありません。それでも代表作を挙げるランキングでは、ほぼ必ず上位に入ってきます。

助演で1本、主演で1本。30代前半でこの2つを手にしたことになります。

翌1983年には『シルクウッド』でもノミネートされ、受賞のあとも勢いは落ちませんでした。1980年代を通して賞レースの中心にいた俳優です。

重い題材を選び続けた時期でもあり、この頃の作品は「演技を観る映画」として語られることが多くなっています。

受賞作その3『鉄の女の涙』

3度目の受賞は、ずっと後の2011年です。『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で主演女優賞を受けました。

実在の英国首相を演じた作品で、実在の人物を演じる難しさに正面から向き合った一本です。

2度目の受賞から数えて29年後の受賞というのが、この人の特異なところでしょう。

若い頃に評価された俳優が、年齢を重ねてから再び頂点に立つ例は多くありません。しかもこの間、ノミネートは途切れることなく続いていました。

キャリアの初期・中期・後期にまたがって受賞しているという点で、ランキングを時代で区切っても必ず名前が出てくる俳優です。

この間には1985年『愛と哀しみの果て』、1987年『黄昏に燃えて』、1988年『クライ・イン・ザ・ダーク』といった作品が並びます。どれも評価の高い一本です。

2000年代に入ってからは作品の幅がさらに広がり、コメディ寄りの役でも結果を出すようになりました。

ゴールデングローブ賞8回の記録

アカデミー賞と並んで語られるのが、ゴールデングローブ賞での記録です。

受賞8回、ノミネート34回。これは男優女優を通じて史上最多にあたります。

アカデミー賞の21回と合わせると、この2つの賞だけで50回以上ノミネートされている計算になります。

ゴールデングローブ賞はドラマ部門とコメディ/ミュージカル部門に分かれているのが特徴です。両方にまたがって評価されてきたことが、出演作の幅の広さを示しています。

シリアスな作品だけの人ではない、という点はランキングを見るうえで大事な視点になりますね。

ノミネート34回という数字は、単純に計算しても俳優人生のほぼ1年おきに候補入りしていることを意味します。

作品を選ぶ目と、それを形にする力の両方が続いていなければ、こうはならないでしょう。

メリル・ストリープの映画ランキングで外せない話題作

ここからは、賞とは別の軸で名前が挙がる作品を見ていきます。

  • 『プラダを着た悪魔』の存在感
  • 『マンマ・ミーア!』で見せた歌声
  • 出発点となった『ディア・ハンター』
  • どれから観ればいいのか
  • メリル・ストリープの映画ランキングまとめ

『プラダを着た悪魔』の存在感

日本で知名度がいちばん高い作品といえば、2006年の『プラダを着た悪魔』でしょう。

ファッション誌の編集長ミランダ・プリーストリーを演じた役柄です。

受賞作ではありませんが、ランキングでは常に上位に入ります。声を荒らげずに人を追い詰める演技が、あまりに強く印象に残るからです。

そして2026年、続編となる『プラダを着た悪魔2』が公開されました。20年近く経ってから同じ役で戻ってくるというのは、それだけこのキャラクターが求められていたということでしょう。

初めて観る一本としても、この作品を挙げる人は多いはずです。

ミランダというキャラクターは、その後もファッション業界を描いた作品を語るときの基準になり続けてきました。演じた本人以上に役名が独り歩きした例といえます。

『プラダを着た悪魔』から入って、そのまま別の顔を見にいく流れもおすすめできます。

『マンマ・ミーア!』で見せた歌声

もう一本、印象がまったく違う代表作が2008年の『マンマ・ミーア!』です。

ABBAの楽曲で構成されたミュージカル映画で、本人が歌って踊っています。

『ソフィーの選択』の重さを知っている人ほど、この明るさに驚くはずです。同じ俳優とは思えない振れ幅があります。

ゴールデングローブ賞がコメディ/ミュージカル部門を持っているという話とつながるのが、まさにこの一本です。

シリアスな受賞作から入るとしんどい、という方にはこちらのほうが向いているかもしれません。

同じ2008年には『ダウト〜あるカトリック学校で〜』にも出演していて、こちらは正反対の緊張感がある作品です。同じ年に両極を演じていることになります。

翌2009年の『ジュリー&ジュリア』も、料理研究家を演じた明るい一本です。

受賞作だけを追うと見落としてしまう並びなので、ランキングを見るときは年代もあわせて眺めるといいですね。

出発点となった『ディア・ハンター』

キャリアの始まりを知るなら、1978年の『ディア・ハンター』は外せません。

映画デビューの翌年で、初めてアカデミー賞にノミネートされた作品です。

ベトナム戦争を扱った重い題材で、当時としては新人に近い立場での抜擢でした。

ここから2011年の受賞まで、30年以上にわたって賞レースの常連であり続けます。ランキングを年代順に並べたとき、いちばん最初に置かれるのがこの作品になるわけですね。

そもそも映画に入る前は、ニューヨークで舞台に立っていた人です。1975年に拠点を移し、舞台俳優として評価を得てから映画へ移りました。

イェール大学の演劇大学院で学び、卒業時に演技賞を受けています。土台がしっかりしている俳優だということが、経歴からも分かります。

どれから観ればいいのか

作品数が多いので、入り口を決めるだけでも迷います。

目的別に整理すると、こう考えると分かりやすいはずです。

  • とにかく有名な作品から入りたい → 『プラダを着た悪魔』
  • 楽しく明るい気分で観たい → 『マンマ・ミーア!』
  • 演技の凄さを確かめたい → 『ソフィーの選択』
  • 受賞作を順番に押さえたい → 『クレイマー、クレイマー』から年代順
  • キャリアの原点を知りたい → 『ディア・ハンター』

ランキング記事はいくつもありますが、順位そのものより「何を求めて観るか」で選んだほうが失敗しません。

賞を取った作品は評価が定まっている代わりに、題材が重いものが多い傾向があります。そこは好みと相談ですね。

メリル・ストリープの映画ランキングまとめ

メリル・ストリープさんの映画について、要点を整理しておきます。

  • アカデミー賞ノミネートは21回で、俳優として史上最多
  • 受賞は3回。1979年『クレイマー、クレイマー』、1982年『ソフィーの選択』、2011年『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
  • ゴールデングローブ賞は8回受賞・34回ノミネートで、男優女優を通じて史上最多
  • 映画デビューは1977年『ジュリア』。翌年の『ディア・ハンター』で初ノミネート
  • 日本での知名度が高いのは2006年『プラダを着た悪魔』。2026年に続編が公開された
  • 明るい一本を選ぶなら2008年『マンマ・ミーア!』
  • 受賞はキャリアの初期・中期・後期にまたがっている

順位の付け方は人によって変わりますが、賞の記録という土台は動きません。

そこから広げていけば、この俳優の40年以上の歩みをたどることができます。

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