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『相棒』シリーズの杉下右京役で知られ、2026年10月からは新シーズンが始まる俳優の水谷豊さん。四半世紀にわたって国民的ドラマの主演を務め、映画監督や歌手としても活躍する水谷さんの年収はどのくらいなのか、気になった方も多いのではないでしょうか。
水谷豊さんの年収は公表されておらず、ネット上で語られている金額はいずれも推定にすぎません。
一方で、『相棒』は日本の現行連続ドラマで歴代最長のシリーズとなり、劇場版4作の興行収入は合計で100億円を超えています。収入を支える仕事の大きさは、こうした公表された数字からうかがうことができます。
この記事では、水谷豊さんの年収について分かっていることと、『相棒』をはじめとする仕事の実績、本人が語る仕事観を、報道や本人の言葉をもとに整理します。
目次
水谷豊の年収はいくら?|公表状況と『相棒』の実績
- 年収は公表されていない
- ギャラは「350万円」と週刊誌が報道
- 『相棒』は日本歴代最長シリーズに
- 劇場版4作の興行収入は100億円超
- 2012年からリアップのCMに出演
まずは、年収の公表状況と、収入の柱となる『相棒』の実績を見ていきます。
年収は公表されていない
水谷豊さんは1952年7月14日生まれ、北海道芦別市出身の俳優です。妻で元キャンディーズの伊藤蘭さんとともに、事務所「トライサム・ブロス」に所属しています。
年収と仕事について分かっていることを、先に一覧にしておきます。
| 年収 | 公表されていない |
| ギャラの報道 | 『相棒』主演で「350万円」(週刊誌FLASH・2018年) |
| 『相棒』 | 2000年スタート、2026年10月からシーズン25 |
| 劇場版の興行収入 | 本編4作で合計約116億円 |
| CM | 大正製薬「リアップ」(2012年〜) |
| その他の仕事 | 映画監督(4作)、歌手 |
水谷さんの年収について、本人や所属事務所が金額を明かしたことはありません。ネット上には「年収1億円超」などと推定する記事もありますが、出演料の相場などから計算したもので、裏づけとなる報道は見当たりません。
この記事では、年収の金額は「公表されていない」ものとして扱い、公表されている作品の実績や報道をもとに、仕事の大きさを見ていきます。
ギャラは「350万円」と週刊誌が報道
水谷さんのギャラについては、週刊誌の報道があります。2018年2月の写真週刊誌『FLASH』は、冬ドラマの出演者のギャラ事情を特集し、「『相棒』(テレビ朝日系)主演の水谷豊(65)が、その安定感で堂々の350万円」と報じました。
記事では、この金額は「本誌独自取材により割り出した」ものとされています。見出しやリードの文脈からは1話あたりの出演料と読めますが、記事の中で「1話あたり」とはっきり書かれているわけではありません。
あくまで週刊誌の取材による数字で、本人や事務所が認めたものではない点に注意が必要です。ネット上で見かける「1話500万円」といった数字も、確かな出典は確認できませんでした。
『相棒』は日本歴代最長シリーズに
水谷さんの収入の柱といえるのが『相棒』シリーズです。2000年にテレビ朝日の「土曜ワイド劇場」の1作として始まり、2002年10月から連続ドラマになりました。
2026年10月21日からはシーズン25が2クールで放送されます。シネマトゥデイの報道によると、前シーズンまでで計465話に到達し、「現行連続ドラマ”日本歴代最長シリーズ”の新記録を樹立」しています。
水谷さんは「”よくぞここまで来たな”とも思いますし、反対に”あっという間だったな”という気持ちもあります」とコメントし、「四半世紀やってきたのだなと思うと…いつにもまして感慨深いものがありました」と語りました。四半世紀にわたって主演を務め続けていることが、安定した収入の大きな支えになっていると考えられます。
劇場版4作の興行収入は100億円超
『相棒』は映画でも大きな成功を収めています。日本映画製作者連盟の発表によると、劇場版の興行収入は次のとおりです。
2008年の第1作が44.4億円、2010年の第2作が31.8億円、2014年の第3作が21.2億円、2017年の第4作が19.2億円でした。本編4作を合わせると、興行収入は約116億円にのぼります。
特に2008年の第1作は、その年の邦画で5位に入るヒットとなりました。主演俳優の報酬は興行収入と直接結びつくわけではありませんが、これだけのヒットシリーズの顔を務めていることは、俳優としての価値の高さを物語っています。
2012年からリアップのCMに出演
CMの仕事も、収入につながる大きな柱です。水谷さんは2012年から、大正製薬の発毛剤「リアップ」のCMに出演しています。
2025年9月に公開されたウェブ動画でも、教室に「水谷豊」校長の額縁が飾られているという設定で起用されるなど、長年にわたって同じ商品の顔を務めています。
CMの契約金額は公表されていませんが、10年以上同じ企業のCMに起用され続けていることは、企業からの信頼の厚さを示しているといえそうです。
水谷豊の年収を支える多彩な仕事|俳優・監督・歌手
- 『熱中時代』などでブレイク
- 歌手としてもヒット曲
- 映画監督として4作品を手がける
- 親の会社の倒産で俳優の道へ
- 「仕事を待つ仕事」という仕事観
- 水谷豊の年収まとめ
ここからは、俳優以外の仕事と、水谷さんが語る仕事への向き合い方を見ていきます。
『熱中時代』などでブレイク
水谷さんは1965年に劇団ひまわりに入り、1968年にテレビドラマでデビューしました。1974年のドラマ『傷だらけの天使』でアキラを演じて注目を集め、1976年の映画『青春の殺人者』では24歳でキネマ旬報の主演男優賞を受賞しています。
史上最年少での受賞と報じられ、若くして実力派として評価されました。さらに1978年から始まった『熱中時代』シリーズでは、最終回の視聴率が46.7%を記録したと伝えられています。
若い頃から次々とヒット作に出演してきた実績が、長く第一線で活躍し続ける土台になっています。
歌手としてもヒット曲
水谷さんは歌手としても活躍してきました。1977年に歌手デビューし、1979年には『熱中時代・刑事編』の主題歌「カリフォルニア・コネクション」がヒットしています。
2026年3月には新曲「思い果てるまで」を配信し、レコード会社フォーライフからの発売は1988年以来となりました。2026年6月にはNHK『うたコン』に初出演し、「カリフォルニア・コネクション」と新曲を歌唱しています。
俳優業だけでなく、音楽活動からの収入もあることになります。70代になっても新曲を発表し続ける姿勢は、表現者としての意欲の表れといえそうです。
映画監督として4作品を手がける
水谷さんは映画監督としても活動しています。2017年に構想約40年という初監督作『TAP -THE LAST SHOW-』を公開し、2019年の第2作『轢き逃げ 最高の最悪な日』では初めて脚本も手がけました。
2022年には第3作『太陽とボレロ』を公開しています。2026年の第4作『ピッコラ・フェリチタ〜小さな幸せ〜』では、企画・監督・脚本・プロデュース・主演の「1人5役」を務め、娘の趣里さんと父娘で初共演しました。
初日の舞台あいさつでは「覚悟を持って作った作品なので初日を迎えて大変うれしい」と語っています。俳優にとどまらず、作品づくりの中心に立つ仕事も、水谷さんの大きな活動の柱になっています。
親の会社の倒産で俳優の道へ
華やかな経歴を持つ水谷さんですが、俳優の道を本格的に選んだ背景には、家計の苦しい事情がありました。2019年のYahoo!ニュースのインタビューで「高校を卒業したらアメリカへ留学したかったんです。でも親の会社が倒産して、家計が破綻してしまった」と明かしています。
留学をあきらめた水谷さんは、子役時代から続けていた芝居の世界に「アルバイトという感覚で戻りました」と振り返ります。それでも「やるとなったら本気でやる」と、どの仕事にも全力で取り組んできたそうです。
2026年のFRIDAYのインタビューでも「バイトだからといって中途半端にはせず、どの作品も全力で取り組みました」と語っています。お金に苦労した経験が、仕事への真剣な姿勢につながっているようです。
「仕事を待つ仕事」という仕事観
水谷さんは、俳優という仕事について独特の言葉で語っています。2019年のインタビューでは「俳優というのは基本的に『仕事を待つ仕事』なんです。たとえ自分で『職業は俳優です』と言ってもオファーが来なければ仕事がない」と話しました。
どれだけ実績があっても、声がかからなければ収入にはならないという、俳優業の厳しさを知っているからこその言葉です。
そのうえで「娘が生まれたとき、どこまでできるか分からないけど、できる限りこの仕事を続けようと初めて思えた」とも語っています。家族の存在が、長く仕事を続ける原動力になってきたのです。
水谷豊の年収まとめ
水谷豊さんの年収について、分かっていることをまとめます。
- 水谷豊さんの年収は公表されていない
- ネットの「年収1億円超」などの数字は推定で、裏づけとなる報道はない
- 2018年の週刊誌『FLASH』は、『相棒』主演のギャラを「350万円」と報じた
- 『相棒』は2026年10月からシーズン25が始まり、日本の現行連続ドラマで歴代最長シリーズとなった
- 劇場版本編4作の興行収入は合計約116億円
- 2012年から大正製薬「リアップ」のCMに出演している
- 歌手として「カリフォルニア・コネクション」がヒットし、2026年には新曲も発表した
- 映画監督として4作品を手がけ、最新作では「1人5役」を務めた
- 親の会社の倒産をきっかけに俳優の道へ進み、「仕事を待つ仕事」と語っている
年収の金額は分かっていませんが、四半世紀にわたる『相棒』の主演をはじめ、多彩な仕事で第一線に立ち続けていることは確かです。これからの活躍にも注目です。

